PR

アクロトリップのあらすじ、アニメの聖地はどこ?ネタバレ感想と評価。

作品の感想

『アクロトリップ(Acro Trip)』は、佐和田米の漫画を原作とした作品。掲載誌は「りぼん」でしたが大人が読んでも面白いほんわかギャグ作品です。

魔法少女の活躍を望む少女が、弱すぎる悪の組織フォッサマグナに肩入れして魔法少女「ベリーブロッサム」を引き立てようと奮闘するギャグ作品。

『アクロトリップ(Acro Trip)』の漫画原作は全5巻。アニメ化を記念して復活連載した番外編もあります。

アニメーション制作会社は「Voil」で、2024年10月から12月から放送していました。全12話。

OP(オープニング)曲は、水瀬いのりによる「フラーグム」
ED(エンディング)曲は、カノエラナによる「リバーシブルベイベー」

アクロトリップのあらすじ

親の都合で転校を繰り返す「伊達 地図子」は、何事にも興味を持てない冷めた性格の少女。

悪の組織フォッサマグナと戦う魔法少女「ベリーブロッサム」を目の当たりにして夢中になってしまう。

熱くなれるモノを見つけた主人公(伊達 地図子)は、魔法少女がいるN県奈仁賀市に住むことになり、魔法少女の追っかけとなる。学校終わりに避難警報も無視して魔法少女を見に行ってしまう熱狂ぶり。

だが、魔法少女ベリーブロッサムの活躍を見たいのに悪の組織フォッサマグナがあまりにも弱すぎて魔法少女の活躍がパッとしない。

不満を口にしつつ、地図子の希望「悪ならもっと強いてくれ苦戦を!」というボヤキを悪の組織フォッサマグナ総帥クロマに聞かれてしまう。

そこから悪の組織の参謀としてスカウトされ、悩みつつもベリーブロッサムをもっと輝かせるために悪の参謀「ダンテ」として戦う道を選ぶのだった。

アクロトリップの聖地、舞台はどこだろう?

アクロトリップの舞台はN県奈仁賀市となっていますが、これはおそらく作者の出身地である新潟県でしょう。

作中でも日本海の話をしていますし、フェリーに乗って遊びに行こうか、という話をしていたのでおそらく舞台は新潟県。

アニメの11話後半にて、主人公の地図子が家から走って駅に到着する場面がでてきます。この駅が新潟県の「長岡駅」ではないかとされています。

アニメのアクロトリップ3話冒頭で、乃苺 佳寿(ベリーブロッサム)が歩いている場所が長岡駅の大手口方面の駅前アーケードなのかもしれません。アーケードの構造が似ています。

それ以外に作中の舞台を特定できそうな部分は見つけられませんでした。

アクロトリップの聖地は新潟県の長岡駅周辺だと思われますが、なにかイベントでも無いかぎり聖地としてめぐる箇所は見つけられないかもしれません。

アニメ『アクロトリップ』の魅力とネタバレ感想、評価

『アクロトリップ(Acro Trip)』の面白さは、個性的なキャラクターたちのちょっと抜けたようなやり取りでしょう。

キャラクターたちがそれぞれ問題や悩みを抱えながらも、正義として、悪としての役割を果たそうとする。

バチバチに正義と悪で戦うような作品世界ではなく、どこか間の抜けた悪の組織と心優しい魔法少女がぬるく激突する作品。

本作の主人公は魔法少女ベリーブロッサムではなく、悪の組織フォッサマグナの総帥クロマ、でもない。

魔法少女ベリーブロッサムに夢中になってしまった少女「伊達 地図子」がアクロトリップの主人公です。

伊達 地図子が悪の組織の総帥「クロマ」に振り回されつつも、ベリーブロッサムを輝かせるために策をめぐらせる。

ほんわかギャグ作品ではありますが、キャラクターの抱える問題にもスポットを当てることでキャラクターの個性を引き立ててくれています。

悪の組織フォッサマグナと正義の魔法少女が「魔法」を使って戦うが、一般の人間相手には魔法は使えない。一般人を魔法で害するとバツが与えられてしまうという設定があるためです。

コンビニ強盗にたいしては魔法が使えず、腕力で対応することになる魔法少女というのもおもしろい。

終わった後は警察に通報して、そそくさと立ち去るベリーブロッサムかわいい。見送る地図子の顔もかわいい。

アクロトリップのアニメは、キャラクターたちの表情がコロコロ変わってコミカルな部分が見どころのひとつです。

とくに主人公の伊達 地図子はベリーブロッサムのことになると顔の表情がとろけてしまっておもしろい。

アニメ『アクロトリップ』は途中シリアスな展開もありますが、それほど深刻なシリアス加減ではありません。

悪の総帥に向いていないと悩んだり、ベリーブロッサムがゴミ拾いばかりのボランティアガールになってしまっり、新しい総帥が派遣されてきたりといろいろありますが、最後はギャグのノリで面白おかしく乗り切ってくれます。

ただ、最終話ちかくでは不穏な空気が流れます。大溝テクニカの社長であり、悪の組織フォッサマグナ総統でもある「大溝芭隆」にマシロウと伊達 地図子が連れ去られてしまい、それを追いかける地図子。

糸目で常にニコニコしているキャラクター、しかも悪の総統なのだから何を考えているのか分からない。

最終話前半はものすごく不穏な雰囲気を漂わせますが、とくにシリアスな展開は無く単なる温泉旅行になります。なんであんなにも不穏な演出をしたのかナゾ。

最終回であるアニメ12話の前半はシリアス展開の前振りかと思わせておいて、最後はキャラクターたちが勢ぞろいで温泉回。前半の不穏さはなんだったんだ?

温泉回なのに特にサービスシーンはありませんでした。まぁ、原作が少女漫画ですからね。

最後は、悪と正義の戦いはこれからも続くエンド。悪の参謀ダンテと悪の総帥クロマがくま怪人をつれて花火大会の妨害という悪事を行おうとするも、ベリーブロッサムに阻まれる。

そして、ベリーブロッサムの必殺技にやられておしまい。

しゃくが足りなかったのか、原作漫画が完結しているのにアニメの方は打ち切りエンドみたいな終わり方をしてしまいました。

アニメはアニメで面白いのですが、最後がちょっと締まらなかった感じです。

もしも、アニメの『アクロトリップ』の終わり方に不満があるならば、原作漫画を読むことをおすすめします。

漫画原作の『アクロトリップ』はフォッサマグナが作られた理由や大溝テクニカ側の野望など、しっかりした結末が描かれています。

アニメには登場していないキャラクターも数人いるので、アニメのアクロトリップが面白いと思ったなら漫画原作を読むのがおすすめです。

元がりぼん掲載の少女漫画なので買おうかどうしようか迷うかもしれませんが、絵は綺麗ですしストーリーも面白いので買って損はありません。大人でもじゅうぶんに楽しめます。

アニメの続きと物語の結末が知りたい場合は原作漫画5巻だけでも読むといいでしょう。

アクロトリップ漫画原作の感想

アニメには登場しないキャラクターがいたり、伊達 地図子のおじいちゃん特製のハヤシライスがおいしいという話とか、漫画じゃないと語られていない部分が結構あります。

柘榴石しずる(ポムグレネード)というお騒がせキャラの活躍とか、大溝芭隆の本当の目的、フォッサマグナを作った理由、アクロトリップの物語としての結末も漫画じゃないと読めません。

アニメを全話見てから漫画原作を読むとよりアクロトリップという作品を楽しめるでしょう。

漫画アクロトリップは5巻で完結していますし、絵がきれいで読みやすいのですんなり読み終わります。番外編もあるのでアニメと原作が終わっていても、後ちょっとだけアクロトリップの世界を楽しめることでしょう。

ほんわかしたギャグ作品ですが、しっかりとキャラクターの個性がでていますし、キャラクター個人が抱えている問題などもうかがえて面白い作品でした。

りぼんに掲載されていた漫画ということで購入するときにちょっと躊躇しましたが、子供だけじゃなくて大人でも楽しめる作品です。

最後の最後まで穏やかな気持ちで楽しめる良作でした。アクロトリップという作品はアニメも漫画も面白いのでぜひ楽しんでほしい物語です。

アクロトリップの感想・評価まとめ

アクロトリップは特に注目していたアニメ作品ではなかったのですが、深夜にちょっと見たら面白くて最後まで見てしまった作品でした。

伊達 地図子という主人公の女の子が悪の組織に加担して、大好きな魔法少女を活躍させるためにがんばる物語。

コロコロと変わる表情がかわいくて見ていて面白いアニメです。

ただ、アクロトリップのアニメは「私たちの戦いはまだまだ続く」という終わり方で、物語としてのオチをしっかりつけていません。

漫画原作へと誘導するための策なのか、最後までアニメでやりきるにはしゃくが足りなかったのかわかりませんが、ちょっと中途半端な終わり方でした。

もしもアクロトリップの続きが知りたいなら、漫画原作を読んでみてほしいと思います。おすすめです。

アニメも漫画も両方楽しい、出会えてよかったと感じられる良作でした。

楽な気持ちで楽しめる作品なので、ぜひとも漫画もアニメも楽しんでみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました