『デジモンストーリー サイバースルゥース』は2015年3月12日にPSVITA専用ソフトとして発売されたゲームです。
2017年12月14日には サイバースルゥースの裏側で起こっていた出来事にスポットを当てた『デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー』が発売されました。
Switch版のソフトは2本ゲームを1本にまとめたゲームとなっています。つまり2つのストーリーを楽しめるお得なゲームソフトとなっているということです。
日本で発売されたPSVITA版のハッカーズメモリーも、前作 サイバースルゥースが遊べる仕様でしたが、Switch版も2つのゲームを1本で楽しめます。
サイバースルゥースとハッカーズメモリーの違いはストーリーの違いであって、登場するデジモンの数は同じです。
ゲームをはじめるときに、どちらのゲームからはじめるかを選ぶことができます。 サイバースルゥースが本編でハッカーズメモリーはサイドストーリー的な立ち位置なので、無難にサイバースルゥースからはじめる方が物語を楽しめると思います。
物語のクリア後はデジモンを両方のソフトで共有できるシステムが解禁されます。
ハッカーズメモリーが発売された当時に サイバースルゥースに登場していなかったデジモンたち「シスタモン姉妹」とか「アルカディモン」などが追加されました。
一部のデジモンはハッカーズメモリーのほうをクリアしないと育成できないようになっていますが、ほとんどのデジモンの育成環境は同じです。
Switch版のゲームソフトは数が少ないせいか、中古なのに新品のときよりも値段が高騰しています。
ニンテンドーのセールでデータを購入したほうがお得でしょう。
デジモンストーリー サイバースルゥースの感想・評価

まず「デジモンストーリー サイバースルゥースは、デジモン好きなら絶対にやっておくべきゲームです。」と声を大にして言いたい。
デジモンバトルの部分は大味な作りですが、物語や作品世界の雰囲気、キャラクターやデジモンの3Dモデルの出来の良さなど素晴らしいゲームです。
育成できるデジモンはなんと341体もいます。Switch版にはダウンロード特典としてNXデジモンが5体ついてきます。
NXデジモンとは「ネクスエッジスタイル」のデジモンで、魂ウェブで発売されていたアクションフィギュアの体形をしたデジモンのことです。ゲーム上のステータス的にはそれほど強くありません。
デジモンストーリー サイバースルゥースは、デジモンに寿命のシステムは無く、バトルで負けてハートが減って卵に戻ってしまうとか、しつけのやり方で進化先が変わるという従来のデジモンゲームとは違っています。
簡単に言うとポケモンのようにレベルを上げて進化させて敵と戦わせるRPGです。
サイバースルゥースもハッカーズメモリーも物語の出来がすごく良くて、熱い展開やクスっと笑える展開、涙をさそう物悲しい展開などはじめから最後までストーリーの出来がいい。
私はPSVITA版を昔クリアしましたが、何度やっても物語が面白い作品は楽しめるものだなぁとしみじみ感じました。
サイバースルゥースの主人公は男の子、女の子を選ぶことが出来るのですが、女の子のキャラデザがすごく良いのです。

キャラクターのデザイン、ゲーム中の表情、3Dモデリングの出来、どれをとってもかわいい。
このゲームの主人公は基本的にデジモンバトルのはじまりと終わりにしか音声はありません。
ゲーム中ほぼ喋りませんが、決して没個性な主人公ではなく、物語の中でプレイヤーを楽しませてくれることでしょう。食レポをするところが私は好き(孤独のグルメみたいになります)
電脳探偵とう設定もおもしろく、主人公の状況とデジモンたちとの関係性、電脳探偵としてふしぎな依頼を解決する物語、中野ブロードウェイを拠点として東京を走り回り、じょじょに大きな陰謀へと巻き込まれていくストーリー展開。
本当に、最初から最後まで物語が楽しかった。電脳探偵としてもっといろんな不思議な依頼をこなしたかったとクリアしたときに感じる良作でした。
一つ難点を上げるとすれば、デジモンバトルの作りこみが甘いところでしょうか。
出てくる敵の強さもまちまちで、敵が雑魚ばかりかと思ったら突然めちゃ強なデジモンが出てきたり、イーターという周囲の敵よりも割と強めな敵が出現したりと、セーブしていないと後悔する場面がときおり出てきます。
しかもこのゲームは、デジモンを進化させたり退化させたりを繰り返して育成しないといけないので、パーティの強さが不安定な状態になりやすいのです。
パーティコストもあるので序盤は強いデジモン(究極体など)を1体パーティに入れると他のデジモンが成熟期よりも下になりやすい。
進化と退化を繰り返して「才能」を上げないと進化条件を満たせない場合もあるので、いったん強いデジモンにしても退化させざるを得ない。
さらに言うとワクチン種、ウイルス種、データ種の違いでダメージが半減したり、2倍になったりするので、パーティバランスに注意しないといけません。
敵がウイルス種で自分のパーティがデータ種しかいない状況だと、2倍の攻撃力で一方的に殴られ、自分のデジモンの攻撃は半減した状態というどうしようもない展開になってしまいます。
そういったせいで、好きなデジモンをつれ歩きたいのに出来ないことが多かった気がします。
序盤を突破してパーティコストが多くなってくると解決する問題ですが、最初はデジモンの育成に苦労するかもしれません。
主人公だけでなく、他のキャラクターたちもかわいくて良い。性格も個性豊かだし、面白いキャラクターが多くて楽しめます。
ただ、女の子のキャラクターは服装が何だかエッチい服を着すぎな気もします。寝巻のような薄い服とか、胸元を露出した格好で新宿とか渋谷を出歩くので結構浮いています。

『デジモンストーリー サイバースルゥース』はストーリー良し、キャラデザ良し、音楽良し、3Dモデリング良し、デジモンバトルまぁまぁ良しのデジモンゲームとしては奇跡のような出来栄えのゲームです。
デジモン好きなら絶対に楽しめますし、デジモンは良く知らないけどって人も物語が楽しいからやってみてほしい。とてもおすすめできるゲームです。
どのデジモンを育てればいいのか

好きなデジモンを育ててパーティを組めばいいよ。と言いたいところですが、デジモンって究極体や完全体という枠組みがあるため結局は究極体だけのパーティになりがちです。
私は最初シスタモンノワールとシスタモンブランをつれ歩いていましたが最後のほうまではつかえませんでした。成熟期デジモンではいくらレベルが高くても対応できなくなる場面が出てくるからです。
シスタモン姉妹はかわいいので、きっと初めて見たプレイヤーは育てたくなるデジモン、つれ歩きたいデジモンになると思います。
ただ、シスタモン姉妹は進化先の覚醒体になるのにレベル80以上ないと進化条件のステータスになりません。
序盤でシスタモンをレベル80以上まで育てるのはかなり難しいです。軍師のUSBがたくさんあれば可能でしょうが……。
シスタモン姉妹の覚醒体は覚える技が優秀なので育てて損はありませんが、序盤に育てるには厳しいデジモンです。かわいいから一緒に冒険したいのはやまやまですがね。
序盤はレベル上げが難しいですが、終盤になると簡単にレベル99まで上げられるくらいに経験値が得られるので序盤はいろんなデジモンに進化、退化して「才能」を高めたほうがいいと思います。
「軍師のUSB」を手に入れるとびっくりするくらい簡単にレベルが上がるようになるので、序盤はファームでのアイテム開発を進めたほうがいいでしょう。1000円の開発で出るはず。
『デジモンストーリー サイバースルゥース』では究極体のデジモンが最強です。一部に超究極体もいますが今は置いておきます。
その究極体の中にもとくに強くて、他を圧倒するデジモンがなにかと言うと「防御貫通攻撃」を持つデジモンです。
例えば「リリスモン」「アルファモン王竜剣」といったデジモン。

防御貫通系の固有の必殺技を持つデジモンがこのデジモンストーリーのゲームでは最強のデジモンであり、隠しボスを倒すには彼らの力が必須となります。
デジモン固有の特性も強いものが決まっているので、プライヤーがバトルで使うデジモンは似たり寄ったりになりがち。
ポケモンみたいに努力値とか個体値みたいなものが無いので、レベル99のステータスはそのデジモンごとに同じです。
調査型や開発型などの個性によってステータスが変わりますがそれだけの違いしかありません。
「才能」を200まで上げることで特訓によるステータスアップをプラス150にできます。
ただ、このゲームでは素早さが一番大事なステータスなので、個性を出すために素早さ以外にステータスアップを割り振ると相手から出遅れる場合があります。
敵が素早いと自分のデジモンのターンがなかなか回ってこなくて、さらに状態異常にかけられて何も出来ない。なんて事態も起こりえます。
状態異常対策も必要で、状態異常を防ぐアイテムを持たせておかないと延々とパニック状態にさせられて何にも出来ないことも。
ただ、ストーリーの中で出てくる敵はだいたい状態異常対策をしているので、プレイヤーは状態異常をねらうよりも高火力でぶん殴るほうが手っ取り早い。

ネット対戦では状態異常の探り合いが起こるようですが、このゲームは通信対戦を本気でやっているプレイヤーが少ないので状態異常の技があまり活躍できない。
PSVITAの時から通信対戦はCPUっぽい人とか外国人だらけでしたがSwitch版はどうなのかはやっていないのでわかりません。
対人戦をやる場合は状態異常技が重要で、状態異常対策が必須であることを知っておくといいでしょう。
それを知らないで通信対戦をやると一方的な戦いに持ち込まれるので注意が必要。
ストーリーのクリアにおすすめなデジモンは素早さが高い「アルフォースブイドラモン」と「メタルガルルモン」、そして防御貫通攻撃もちのデジモンです。
とにかく、行動の順番が回ってこないことには何もできないので、ワクチン種の「アルフォースブイドラモン」、データ種の「メタルガルルモン」をパーティに入れておけば相手の属性がなんであれ対応できるようになります。
できればこの2体に、セーフティガードという即死を回避できる技をおぼえさせるといいでしょう。

裏ボスとの戦いなど、強敵とのバトルには必須の技と言わざるを得ません。
セイフティガードをかけるとHPが1だけで生き残れるので、さらにセーフティガードをかけるなり回復するなりの行動が出来ます。
死んでしまうと復活アイテムなどを使っても敵に出遅れた状態になるので負ける可能性が高まってしまうのです。
進化させやすくてセーフティガードを覚えるレベルが低い「ヴァロドゥルモン」あたりがおすすめです。
防御貫通攻撃を持つデジモンには「アクセルブースト」という次のターン攻撃力を倍にする技をおぼえさせておくといいでしょう。ティラノモンなどの恐竜っぽいデジモンが覚えます。
防御貫通攻撃はMPの消費が多いので強敵と戦うときにガス欠になりがちです。アクセルブーストがあれば一気に超高火力でぶん殴れるので、回復をする相手でも回復が間に合わないダメージで落とせます。
『デジモンストーリー サイバースルゥース』では強いデジモンが決まっているので、そのデジモンを育ててパーティに控えさせておくといいでしょう。
パーティコストが上がった後はたくさんのデジモンをつれていけるので、自分が好きになったデジモンをつれていくのが一番だと思います。
ネタバレあり サイバースルゥースクリア後の感想

ここから先はネタバレありで『デジモンストーリー サイバースルゥース』の魅力を書いていきたいと思います。
サイバースルゥースのゲームをクリアした後、気が向いたら読んでみてください。
上の画像のジミケンというキャラクターはこのゲームの中ボス的立ち位置のキャラクターなのですが、けっこう面白いキャラをしています。
繰り出してくるデジモンも結構強いので、準備を怠っていると痛い目を見ることになるキャラクターです。
デジモンストーリー の本編である サイバースルゥースのほうでは主人公に倒された後、出番があまりないのですが、ハッカーズメモリーのほうでストーリーに関わってきます。
ジミケンはサイバースルゥースの物語だけだとうっとおしい悪キャラなのですが、ハッカーズメモリーでは単に利用されただけのかわいそうな奴だったことが発覚します。
デモンズが崩壊した後、落ち込んでいるところをハッカーズメモリーの主人公に助けられて、なんやかんやで復活するという過程の話が面白かった。
ファンの一人にけしかけられたデジモン、刹那いハミングバード(ヴァロドゥルモン)にビビっているところとか笑える、いい味のあるキャラクターでした。
なぜジミケンのファンが、強い究極体デジモンのヴァロドゥルモンを持っていたのかはまったくの謎でした。

『デジモンストーリー サイバースルゥース』ではフィールド移動の際に、同行者やデジモンをつれ歩くことができます。
同時に3体のデジモンをフィールドに表示したり、1体だけを表示したりと設定で変更できるので、デジモンと一緒に冒険している感がでて最初は面白かったです。
ただ、デジモンが完全体とか究極体になるとデジモンがでかすぎて画面がどんどん圧迫させていくので、最終的には主人公だけかデジモン1体だけの表示になってしまうかもしれません。
カメラワークをいじれたらずっとデジモンをつれ歩けたかもなと思いました。

サイバースルゥースは、たまに入るアニメーションも綺麗で動きもよくていい感じです。
暮海 杏子(くれみ きょうこ)という探偵の助手として主人公は活躍することになるのですが、このキャラクターも個性的で面白い。
コーヒーのいかれた味の探究者で登場人物を次々に撃沈させていくのですが、この味覚の異常にもちゃんと理由が存在しています。
理由もなく料理が壊滅的にダメな女キャラじゃないところが、このキャラのいいところ。

サイバースルゥースでは、中野ブロードウェイをはじめ、作りこまれた街並みをめぐることが出来ます。
私は『デジモンストーリー サイバースルゥース』の影響で、はじめて現実の中野ブロードウェイまで行ってしまいました。
現実の中野ブロードウェイも面白い建物で、いろんな店がひしめき合っていて大変興味深い場所でした。
このゲームをやってから中野ブロードウェイに行くと「ここが本物かぁ」と感動できることでしょう。

このゲーム、バトルのバランスがちょっと悪いのが玉にきずなところです。
いろんなデジモンが登場するので、そのデジモンたちの必殺技のモーションを見るのは面白い。デジモンごとに動きが作りこまれていて見ていて楽しい。
ですが、バトルにおいて強いデジモンが決まってしまっているため、ある程度遊ぶと使うのは究極体デジモンばかりになってしまいます。
成熟期や完全体のデジモンたちは序盤こそ活躍しますが、結局強いのは究極体なので終盤では活躍させられる場面がなくなっていきます。
物語本編に登場する敵にたいしては究極体デジモンである「リリスモン」がいれば、ほとんど楽勝に近い形で勝てるでしょう。
サイバースルゥースは防御貫通系の必殺技が異常に強いので、貫通攻撃を持たないデジモンの必殺技があまり強く感じません。
ハッカーズメモリーのほうでは状態異常を何度もかけてくる敵が出てくるので、対策を立てておかないと一方的にやられる場面もあります。ですが、サイバースルゥースには状態異常を駆使する強敵はほぼいません。
デジモンバトルは決してつまらなくはありませんが、ゲームバランスとしては大味な作りに感じる場面が多いと思います。

サイバースルゥースは不思議な話もあれば、闇の深い怖い話もあります。登場人物たちが明るく前向きで個性的なので忘れがちになりますが、結構怖い世界観の物語となっています。
本編に出てくるパーフェクトガールプロジェクトでは、健康な若い男をエデンのネット上で隔離、現実の身体はどこかへと運び出されていて、ログアウト先が存在しない状態になっているという話。
この話だけストーリーの毛色が違います。被害者が救済されるわけでもなく、身体を失った男はその場に一人残されておしまい。
なんとも後味のよろしくない、でもこの世界が抱える闇の部分をしっかり描写してくれている物語です。
他にもスクランブル交差点の女子高生の幽霊の話や、中野都市伝説の話など不思議な話やちょっと怖い話など物語が作りこまれているのがこのゲームのいいところです。

アグモンとガブモンがセットで登場している時点で、デジモンのことを知っていればうすうす勘づく部分ですが、オメガモンが登場するシーンはしびれました。
アニメーションを使った演出がいいのでオメガモン初登場のシーンがすごく良かった。
オメガモンはロイヤルナイツの一員で、デジモンワールドの危機を救うべく現実世界にやってきたのでした。このゲームは他のロイヤルナイツが全て登場します。
ロイヤルナイツは本編のストーリーにがっつりと関わりますが、七大魔王のデジモンは裏ボス的なポジションとしてしか登場せず、ほとんど物語はありません。
ロードナイトモンのせいで現実世界とデジモンワールドがつながってしまい、ひっちゃかめっちゃかになってしまいます。
そのおかげというべきか、現実世界にデジモンがいて自衛隊が対処しているような描写があるのは面白いなと思いました。
ただ、ロードナイトモンだけやっていることの悪さが違うんですよね。悠子の父親も殺しているし。

仲間になってくれるロイヤルナイツを探すなかで、他のゲームのキャラクターも友情出演してくれます。
この子との話で、七大魔王のうちバルバモンだけが本編にちょっとだけ関わります。でも本当にちょっとだけ。
ブイモンの力を取り戻してアルフォースブイドラモンになってもらうために戦うくらいしか七大魔王と本編では絡みがありません。
ロイヤルナイツも全員まんべんなくストーリーがあるかと言ったら、そうでもない感じです。
デュナスモンなんて仲間にならないし、オメガモンに「腑抜けたな」とか悪態をついていたわりに、2回くらいバトルしてあっさり物語から退場します。
デュナスモンだけなんだか印象が薄い。戦闘も苦戦しなかったからもうちょい強くしてあげても良かったかもしれません。

サイバースルゥースではよくわからない内に闇落ちしていた中二病アラタくん。
ハッカーズメモリーで彼の苦悩が描かれているので、ぜひアラタくんの苦悩と頑張りをもっと知ってほしい。
サイバースルゥースのストーリーだけだと、なんでそこまで一人で抱え込んで闇落ちしてんの?という感じでしたが、アラタくんにも色々あるんです。
たんに中二病こじらせた痛い子では無いのでした。ハッカーズメモリーもやるとアラタくんのことが好きになってきます。
ストーリーが進むとアラタくんを正気に戻すために戦うことになるのですが、ちょっと残念なことに。

女の子主人公のアミちゃんを選択していると、アラタくんが女の子に殴りかかる最低野郎に……。
男同士の殴り合いによる友情演出が、主人公が女の子だと「女に手を挙げる男」アラタくんになってしまう。
このシーン割と真剣な場面なのですが、女の子主人公だと絵ずらがひどいものになってしまって、最初見たときは笑ってしまいました。
この後、世界を救うためにラスボス戦へと挑むのですが、最後のほうは物語が急では?と思わなくもありません。
ラスボスを倒せば全て元通りになる。う~ん、ゲーム的。突然神様と戦いだすRPGよりかはまだ、納得いくラストだと思いますがね。
ラスボスを倒した後、現実世界に帰還するときに無理をしすぎた主人公のデータが破損してバラバラに散ってしまいます。
ですが、デジモンたちとのキズナにより主人公は精神データを再構築されます。
その場面は割と熱い展開だった。パーティにいれていたデジモンたちが登場して、アルファモンと現実世界へと見送ってくれる。
ただ、精神データを再構築したときにアルファモン(暮海杏子)のいかれたコーヒーの趣向が主人公に再インストールされたため、主人公の味覚が大変なことになっています。

世界の人々はデジモンたちのことを忘れ、主人公たちの奮闘は主人公たちしかおぼえていません。
つまり、アルファモンが中に入っていた暮海杏子のことを覚えているのも主人公たちだけ。
あの戦いは主人公たちの記憶の中にしか残っていない。主人公に引き継がれたコーヒーの趣向が確かにアルファモンが、デジモンたちがいた証拠なのでした。
そして、アルファモンがとりついていない暮海杏子に、探偵の助手へと誘われて物語が終了します。
ストーリーの終わり方がこれからの主人公たちの未来を想像させてくれる、綺麗な終わり方で私はとても満たされた気持ちになりました。
『デジモンストーリー サイバースルゥース』というゲームは、デジモン好きならぜひともやってみてほしい、面白いゲームでした。
デジモンストーリー サイバースルゥース、まとめ

『デジモンストーリー サイバースルゥース』は裏ボスの七大魔王とかを倒すと、ゲームセンターでマスターカップをやる以外のことが無くなってしまいます。
他のやりこみ要素はデジモンメダルくらいかな。デジモンメダルは700枚あって、フィールドに点在するガチャポンで出したり、デジモンバトルで対象のデジモンがメダルを落としたり、その辺に落ちていたりします。
サイバースルゥースをクリアするまでは60時間くらいです。裏ボスのナビットくんとかまで倒すともうちょっとかかります。
サイバースルゥースをクリアすると「強くてはじめから」を選んで遊べるので、強いデジモンを使ってストーリーをまた楽しむことが出来ます。
私はPSVITA版をあわせると3回くらいこのゲームクリアしていますが、どうしても女主人公のアミちゃんを選んでしまう。

アミちゃんの3Dモデリングがかわいいので男主人公が選べない。
ハッカーズメモリーは男主人公しかいないのが残念なところ。
ハッカーズメモリーはサイバースルゥースと違って終わり方が寂しいというか、悲しさの残るエンドなので賛否が分かれているようです。
それでも面白い作品なので、遊んでいない人はぜひハッカーズメモリーも楽しんでほしい。


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